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きっと、ずっと、会議は踊る

エンジニアリングとアイドルとロックンロール

-- しゅう (@shoe116) の徒然なる物思い --

かわいいの分類学(facebookがおっさんにまみれた、たった1つの理由 前編)

徒然なるままに 無駄に難しい考え事

はじめに

「書きたいことは結構あるのに、いざ書こうと思うと何となくめんどくさくて書かない」日々が続いていました。そんな僕がブログを書くということは、そういうことです。ギターをもって歌うので、お暇でしたら遊びに来てください。

ちなみに、今日は女の子のファッションについて触れるけど、僕自身は全然おしゃれじゃないし、“Tシャツにジーンズとコンバース”が似合う女の子が好きで、それが「スタイルが良くて顔がかわいい子が好き」と公言していることとほとんど等価であることは自覚している*1。なお、このエントリ中に登場する「女の子」は、アイドルにあふれる僕のTwitterInstagramのタイムラインと、小学生の頃から蓄積した少女漫画から得た知識をもとに僕が1人で構築(人はこれを妄想と呼ぶのかもしれない)した、偶像的なものであることをはじめに断っておく。

かわいいの分類学

「モテ」と「かわいい」について

僕は、世間一般の同世代の男性と比べて、圧倒的に“かわいい”について考えている時間が長いと思う。僕がこのエントリで1番伝えたいのは、女の子のいう「かわいい」と「モテ」は全く違う価値基準であるということだ。僕は長い考察と注意深い観察の末、下記の結論に達した。

  • モテ:有限なリソースの奪い合い
  • かわいい:新しいリソースの創出

リソースという言葉がわかりにくければ、「ヒト・モノ・カネ」といっても良い。「モテ」が、有限なリソースの奪い合いであることは、誰もが実体験を持って理解できるはずだ。モテは、残酷なまでのゼロサムゲームであり、あなたがモテるということは、僕がモテないことと等価である。対して、彼女たちの言う「かわいい!」という言葉は、創出された資源に対する感謝・賞賛の声として解釈できる。

かわいいを分類する

概念の理解する際、役に立つのが分類である。なぜなら、概念とは

①同類のもののそれぞれについての表象から、共通部分を抜き出して得た表象(岩波 国語辞典

であり、「同類のものをまとめ、全体を幾つかの集まりに区分する」という分類作業と表裏一体の関係にあるからだ。概念の理解と分類が限りなく近い問題であることは、Deep Learning(深層学習) の定番サンプルがMNISTと呼ばれる、手書きの数字(0 - 9)データセットの分類であることからも分かる通りであり、連続的な光のスペクトルであるはずの虹の色を、赤橙黄緑青藍紫の7つに分けられる理由もこれだ。

 ところで「かわいい」の分類には定番のものが既に存在しており、つまり女性ファッション誌でいう「赤文字」と「青文字」がそれだ。ご存じない方もいると思うので、簡単にWikipediaを引用する。

「赤文字系」は明確に定義が決まっている

JJ、ViVi、Ray、CanCamの4誌、またはそれらにPINKYを加えた5誌を指す。各誌とも題字が赤またはピンクなどの赤系色であることからこの名称がつけられた。(中略)

いずれもコンサバファッションを扱っており、また各誌ともファッション・メイク・ヘア関連のみならず、芸能、グルメ、旅行、就職、恋愛など、この年代の女性の関心の高い情報の掲載も力を入れている。

赤文字系雑誌 - Wikipedia

対して、青文字系には諸説あるが、下記に説明が一番都合がいいので今回はこの定義に従う。

「青文字系」という言葉はアソビシステム株式会社代表の中川悠介が命名した。同社が主宰する原宿系イベントがテーマにするファッション性を、赤文字系と区別するために便宜上名付けたのが起源といわれている。

引用:青文字系雑誌 - Wikipedia

つまり、“青文字 = not 赤文字”だ。僕は以前勘違いしていたのだけれど、女の子にとってこの2つのファッションはattributeではなくoccasionであり、様々な外部要因や気分によって適切に使い分けるものらしい。例えば青文字の代表格であるきゃりーぱみゅぱみゅすらCanCamの表紙を飾るとこうなる(左・赤文字)。参考までに、Zipper(右・青文字)の彼女を上げておく。

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どちらのきゃりーちゃんもとても“かわいい”のだけれど、そのかわいさは全く異質であることがわかっていただけると思う(引用:初の赤文字系ドキドキ|きゃりーオフィシャルブログ)。

僕は赤文字のファッションの根底にあるのは、紛れも無く「モテ」であると思っている。青文字は前述のとおりモテ以外のすべてを含む、すべての「かわいい」を指すが、1つの大きな基底要素はおそらく自己表現*2。保守的な女性らしいかわいさと、現代的な自分らしいかわいさと言い換えることもできるだろう。

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重要なのは、最終的に「かわいい」に昇華される必要があることであり、モテ・自己表現のそのものは「かわいい」ではないという点だ。隠蔽されないモテは攻撃的で恐怖・嫌悪の対象であり、むき出しの自己表現は往々にしてイタいと嘲笑される。

このエントリ、多分次回に続きます

実のところ、このエントリの当初のテーマは「かわいいの分類」ではなく、facebookがおっさんまみれになった理由の考察であった。フェイスブック:「おじさん」が穴埋め? 10代が45%から27%に減少 - 毎日新聞 というような記事を引用する必要もないくらい、実感としてfacebookのニュースフィードにはおっさんが溢れているし、ネット上では多くの人がその理由を分析・解説している。僕個人としては、「モテたいおっさんが増えすぎた」のが最大の理由だと思っていて、なんとか言語化しようと頑張ったんだけれど、かわいいの話(というかかわいいとモテは違うという話)をしたところで力尽きてしまった。

ということで今日はここまで、きゃりーぱみゅぱみゅさんの「ファッションモンスター」でお別れです。なんとか整理できたらきっと続き書きます。7/10のお昼のライブ*3よろしく、遊びに来てね!

www.youtube.com

 

*1:僕が一番かわいいと思っている女の子として、映画「好きだ、」宮崎あおいさんと「100万円と苦虫女」蒼井優さんを上げておこうと思う。興味があったら是非見てほしい。

*2:僕はその代表格が、休刊してしまったオリーブ(Olive)だと思っている

*3:しつこいようだが、詳細を。