なくようぐいす鎌倉幕府
いわゆる「社会人」になって、今日で丸3年が経った(2015/3/31現在)。
ちょうど1年前、ちょっと大きな会社から、10人くらいのベンチャー企業に出向した(飛ばされたんじゃないよ、自分で希望した)。小さくて新しい会社に来てわかったことは、会社のパワーが足りないと「やりたいけどやれないことがある」ということだ。ちょっと大きい会社にいた時は、「やりたいけど、結局やらないことがいっぱい」だったような気がする。いろいろあった1年だったけど、「エンジニアじゃない人」とか「お客様」と直接やりとりする機会が格段に増えて、こんなブログを書く程度には視野が広がったのは良かった。今でも「コードがかけるヤツが一番偉い」とも思ってるけど、それはまた別の話。
なんだかんだ、ちゃんとした大人になっているのかなぁと思っていたけど、栗コーダーカルテットからのお知らせを読んで愕然とした。近藤さんが抜ける栗コーダーの説明は、どこまでも丁寧で、ファン目線で、真摯だった。僕もちゃんとした大人になりたい。
そんなこんなで、3/30, 31はお休みにした。土日合わせて4連休、春休みは3年連続3回め。先輩(友達扱いしてる、ごめんね)の家に遊びに行ったり、後輩(多分友達扱いされてる、ありがとう)とご飯食べたり、鎌倉に行ったりした。いい天気で、桜満開で、春爛漫。まさに、鳴くようぐいす鎌倉幕府。
あ、最後に社会人4年目の目標を。
- 情報発信する(このブログもその一環)
- ライブハウスに出て歌を歌う
- Javaと英語から逃げない
孫子と忍たまと村上春樹と戦争と平和
エンジニアが日々何を考えているか、ということ
いろいろなエンジニアが世界中に存在していて、いいエンジニアがいっぱいいて、それほどでもないエンジニアがそれと同数かそれ以上存在しているという現実がある。
まぁ、それで世界が少しずつ作られていっていると思うんだけど、それにしたってエンジニアが何を考えてモノを作っているかってとても伝えるのが難しい。
でも、結局エンジニアが作ったものを売ったり、値段をつけてくれる人と仕事をしなきゃ僕らも生きていけないので、少しは分かってもらった方が得だなぁと思ってこんな資料することにした。
「結局、何が伝えたかったか」っていうのを文章で書くのはなかなか難しい。理性より感情に訴えるためにチューニングしたスライドだから。
僕のエンジニアとしての実力の問題もあって「人がみんな、感情をスピーディに且つ美しく表現して、それを享受した喜びでまた新しい価値観や世界がうまれて、そういう創造的な社会」ってのもそんな簡単に実現できそうにない。
僕にとってのgithubやtwitter, ニコ動やawsみたいなものは、まさにそれを手助けしてくれるものだ。大森靖子さんにとってのGibsonのアコギがそうであるように。
僕が自信を持って言えることは「いくつになってもミュージシャンに憧れている」ってことだ。
ああ、僕にも大森靖子さんみたいな才能がほしかった。